福井の山   能郷白山(1617m)
                 2008/5/14  曇り時々雨  5人


温見峠登山口9:17−1492mのピーク10:50−能郷白山11:32/12:15ー温見峠13:40

前もって大野市に問い合わせると、157号線は通れませんとの事でしたが、宿泊した、いこいの森の管理人は90%通れるとの事でしたが、天気予報は100%雨と言われていました。朝、鳥の鳴き声で目覚めました。まだ少し降っていましたが、7時過ぎには太陽が覗き始めました。157号線は「落石あり注意」とあり通行止めのバーが脇のほうにありましたが、進んで行きました。通るのに影響しないほどの落石や工事中であったりしましたが、難なく登山口の温見峠に着きました。

温見峠の看板 ブナ林

雨に洗われて新緑の美しい雑木林の急登をぐんぐん登っていきます。足元にはカタクリが太陽が当たらないので首を垂れたままで沢山あります。円形になった可愛い実が沢山あります。家に帰って調べた処、キクバオウレンの種との事でした。そういえば銀杏峰の山頂近くに群がって咲いていました。

ハルトラノオ キクバオウレンの実 ヒトツバラン(イチヨウラン、一葉蘭)
ツクバネソウ 能郷イチゴ オオカメノキ(ムシカリ)

昨日の銀杏峰もそうでしたが、小さな虫が一杯いて目の前がうっとおしいです。1492mのピークを過ぎると急だった登りもなくなり、緩やかな気持ちのよい道になります。天気なら展望を楽しみながら登れるのでしょうが、小雨はやみはしましたが雲が立ち込めています。

祠のある山頂近く 山頂からの展望

雪渓を何箇所か通過して1等三角点のある山頂に着きました。も一つ向こうに祠のある山頂で今朝、皆で作ってきたサンドイッチの昼食です。美味しい空気を吸って最高の味でした。40分ほど粘りましたが雲はかかったままで、白山や御岳などの見える展望は得られませんでした。帰りはゆっくりと木々を愛でながら下りました。気のあった仲間と、福井の2つの山に登り、沢山の可愛い花に出会え、新緑に輝く山を歩けて最高の2日間でした。

雪国ミツバツツジ タムシバの咲く道

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